前回の事前準備をみていただけていない方は、次のリンクから内容をご確認下さい。
今回はルータに接続してみます。接続時にはうんぬん、うんぬんと
細かいことをいうとキリがないので、早速ルータに接続してみます。
使用する機器などは、次の通りとなります。
・YAMAHA RTX1210
・パソコン
・LANケーブル
・Google Chromeなどのブラウザ
今回はコンソール接続ではなく、WebGUIを利用した接続をみていきます。
※最初はWebGUIの方がとっつきやすいです。コンソール接続からやろうとすると、
色々と面倒なことが多いです。後のトピックスではコンソール接続についても触れていきます。
1.RTXの電源をいれる
後ろの面を見て下さい。右側の黒いのが電源ケーブルの挿し口です。
サーバなどのセットアップをした人なら、すぐにピンとくるとは思います。
こちらに電源ケーブルを挿し込んで、左側の電源ボタンを「ON」にします。
すると全面のランプ類が点灯し、少しすると消灯すると思います。
RTXのポートは、「LAN1」の1~8ポート、「LAN2」が1ポート、「LAN3」が1ポート、その他とあります。
この中で、WebGUIに接続するために、「LAN1」の1~8ポートを使用します。
初期設定では1~8のどれも同じなので、好きな番号のところにLANケーブルを挿し込み、
もう片方をパソコンに挿し込んで、RTXとパソコンを接続します。
2.WebGUIを開く
パソコンでGoogleChromeなどのブラウザからWebGUIを開きます。
アドレスバーに「http://192.168.100.1/」と半角英数字で入力し、Enterキーを押してページを開きます。
IDとパスワードは空欄のまま「OK」をクリックして下さい。
WebGUIに接続できたら、次のような画面が開くはずです。
RTXのWebGUIで見ることができる「ダッシュボード」という画面になります。
リソース関係の情報やら、インターフェイス(各種ポートなど)の情報、VPN接続先と接続状況、
プロバイダーの接続状況などでみれます。
これでルータに接続する、という部分まではできるようになったと思います。
3.補足
コンソール接続でも情報は見ることができますが、グラフィカルではないのでわかりにくいです。
しかし、WebGUIが用意されていない機器も多いので、将来的にはCUIベースでも理解できると
よいとは思います。
また、YAMAHAのRTXシリーズは、WebGUIが便利です。他のメーカーでも使用できる機器は多いですが、
個人的にですが、YAMAHAのものが、特に見やすいと思います。
最初の設定を入れるのは難しくても、少し修正するくらいなら、不慣れな人でも対応できたりします。
RTXシリーズが便利な点は、上の方でも記載しましたが、「LAN1」が1~8の8ポートあることです。
HUBの役割もあり、VLANで区切ったりできます。※VLANについては別のトピックスでやります。
最初からこのくらいあると便利なのでは?という点を追求しつつ、無駄がなくコスト的にも安く済みます。
今までの購入経験では、ネット通販で7万円台で買えます。
事業所規模が100人未満で、一般的な使用方法であれば、問題なく耐えられるだけの性能があります。
昔はYAMAHAのRTXシリーズは、コマンド例も分かりにくく好きではありませんでしたが、
今は基本的にYAMAHA製品がよいと思っています。
Ciscoが多く使われている現状もあるので、Ciscoについてもいずれ触れていきたいと思います。